もちろん現在進行である「ごちそうさん」も、今のところ出来栄えのよい朝ドラであることは確かです。それをさし置いても再放送枠のちりとてちんは私にとって特別な作品です。
ことの発端は「岩戸山ほぼ2畳大学」という企画の1コーナーとして朝ドラについて喋らせていただく、という機会がありました。そこで「朝ドラリツイート」といって過去に自分が見た朝ドラ作品たちを全て140字で説明する、というのをやったらことのほか受けました。その時に「意外にみんな朝ドラを見てないんだ」という世間の常識をようやく理解したのです。
また、とあるところで「好きな朝ドラアンケート」をみたら、「あまちゃん」を抑えて1位だったのが「ちりとてちん」でした。みんな意外にちりとてちんが好きなんだということもわかりました。
文章が上手いわけではないし、世間との交渉をあまり好まない私ですが、朝ドラについて書くことが社会との接点になるのなら、自分も発言してみようと思ったのがこのブログのきっかけです。
願わくば、一人でも多くの人に朝ドラの魅力を届けられたらと思います。でもそれを通じて私がやりたいことは、なぜ数ある朝ドラの中で「ちりとてちん」はかくも別格であるのか、それを他の人に分かるように説明できるために、その言葉を探して半年間、自分の考えを書くことで掘り下げてみよう、ということでもあるのでした。
宮嶋舞衣さんの魅力については私が語るに及びませんので、ここでは省略させていただきます。