家族でもおでかけできて、自転車がいっぱい、自宅から20分ほどの距離と、恵まれに恵まれた条件が揃って、約一ヶ月ぶりにペダルをこいだのでした。
お出かけ先は宝池自動車教習所で催された、京都サイクルフェスタ。今回が第一回の開催です。手作りの素朴なお祭りという雰囲気で、予約すれば高級車にも試乗できます。
ベビーカーに載せられた娘と妻は、会場唯一のヒルクライム(別名:坂道発進)の頂上で観戦。高低差1メートル。
今回は3台ほどに試乗。私のロードはアルミフレームなので他はどんなものなのかと、アルミで有名なアメリカのメーカー「キャノンデール」のブースへ。しかし乗ったのはカーボンフレーム(笑)。でも、自分以外のロードにのる機会ってめったにないから、どんなものでも新鮮な気持ちで乗れます。
二つ目はお世話になっているwhoo bicyclesさんで以前試乗会があったとき「展示のみ」だった、イタリアのメーカー「カレラ」の最高峰モデル。もちろん炭素でできています。今回は試乗できるということで、さっそく申し込みました。
なにせこの1ヶ月、ペダルをはめていないので、うまく乗れるのかどうか心配でしたが、いや体は覚えてますね。頭はすぐ抜けていくのに。しかしまあ、軽い軽い。しかも変速機はシマノの最高級電動モデル。いつもは、ぐいっ、がっちょん、と変速している自分のロードがおもちゃみたいです。きゅきゅん、しゅぱっ と変速が決まります。こんなの反則じゃないですか。自転車って金にものを言わせたら強くなれる、ずっこい競技ですね。
最後にニュージーランドのAvantiというモデルを試します。トライアスロン競技に強いメーカーとあって、石垣島トライアスロンを目指す身としては避けては通れないわけです。漕ぎ出してみると、おおっ、意のままに動く、これがニュータイプか、と、道具が体に合って走ってくれる感覚を味わい感動。バックストレートでおもいっきり踏んでみると力が全て推進力になって突き進んでくれます。これはゴイス。
あと、試乗はしませんでしたが、写真に写っている、今時はもう珍しい鉄製フレームのコロンバス、渋いたたずまいが本日のグッドデザイン賞でした。
外に出るのがつらくなる時期なので、家の中でも自転車をこげるローラを試したり、12月なのにぽかぽか陽気と、そろそろ終わりかけの紅葉の山を眺めながら、楽しいつかの間の休息でした。
京都サイクルフェスタは今回が第一回とは思えないほど、よくできた楽しめるイベントでしたが、次回も企画されているようで、次は公道レースも行うのだとか。実現したら自分の庭みたいなところでのレースですから、これは負けられません。さて、とりあえず体についた肉を、どうやって減らすかだ。<走れよ