エロいシートポストがありました。
反り返ってるし、穴まで開いてます。
イタリアで、世界一おしゃれな自転車ビルダーと言われるCinelliの「RAM」というシリーズのシートポストです。カーボンの黒光りがゾクゾクします。
このチネリという会社は商品名にとてもこだわりがあるようで、ジミ・ヘンドリックスの名曲「Little Wing」という名前そのものが自転車フレームの名前になってたり。「experience」というフレームも、ジミヘンのバンド「エクスペリエンス」から来ていたり。
会社理念の言葉に「デュシャン」とか「カート・コバーン」という名前が挙げられたりするなど、アートでロックでフェティッシュなイタリアンブランド。
で、このシートポストの名前である「RAM」って何かと思ってたんですけど、私、今年になって「ミクスチャー」に出会うという、失笑気味の時代遅れな衝撃を受けたのですが、Rage Against the Machineの略なんでしょうかね。
すごいですね、この人たち。32歳になって一児の親になってから、エロエロロックでもなかろうに、という気もしないでもないですが、叙情には素直な父親でもありたいもので。
2010-11-13
2010-11-12
2010-11-02
ステム換装
機能的に言えば10mmは結構違うのだが、それよりももっと違うのは、90mmと100mmでは、圧倒的に存在感が違う。10mmは偉大ですよ。
そしてこの選択は結果大成功だったと言える。それはポジションのための機能性というよりも、むしろ見た目の話。たった10センチしか露出がない一見すると目立たないパーツなのだが、もうこれは台風の目というか、これが存在することで全体の姿が一気に自己主張を始める。色が白、というのもキイている。
これはハッキリと言える、「自転車の格というものは、ステムとシートポストで決まる」。
確かに自転車のメインであるフレームを中心に考えると、ステムはフレームとハンドルをつなぐ箇所。シートポストはフレームとサドルとつなぐ箇所、どちらも「つなぎめ・中間点」である。しかし、だからこそ重要なのだ。
こう言ってみればわかってもらえるだろうか。自転車を女性の身体にたとえてみれば、ステムとシートポストは「首筋とウェストライン」である。セクシーポイントだということがおわかりいただけるだろう。おっぱいや、おしりのほうがいいんだ、という向きは若い、まだ若い。
そして、次にエロスを感じるシートポスト探しの旅にまた出かけるのである。
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