スペインで行われる、グラン・ツール、「ブエルタ・ア・エスパーニャ」は、他のレースに比べても個人的には一番親しみがある。といっても「スペインが好きだ」という片想いにすぎないのだけれど。
ほかの理由としては、ツール・ド・フランスという絶対的な世界最高レースの後、どこか寂しい、「後の祭り」感があるというのがキいている。
今現在、リーダージャージを着ているフィリップ・ジルベールも親しみのある選手だ。集団から飛び出すアタックが大好き、しかし早く仕掛けすぎて失速も多い、という戦い方がこれまた琴線に触れてしまって親しみがある。馬も自転車も、逃げは美しいのだ。
自転車レースのウェブサイトは情報がうまく整理されていて、ユーザーインターフェイスの勉強になる。自転車だとたいてい「高低差のわかる断面図」「戦況(誰が逃げてるか)」「平面地図(現在距離と残りの距離)」「総合やポイントなどの順位」この4つが基本要素で表示されていることが多い。
これだけの情報があれば、レース状況を思い浮かべることも、クロウトになってくればできるのだろうけど。コスタ・デル・ソルの風景や、白い壁、荒涼とした風景に現れるオリーブ畑と砦の建築、など、やはり風景を見ながら楽しみたい。
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